製品レビュー工場タカのメカブログ。。。127 グリップヒーターの魅力

オートバイを購入するうえで、
暑さ対策と並んで寒さ対策を練る必要があります。

あくまでも私の考えですが、
正直、、暑さはどうしようもない。。。
メッシュジャケットと冷感インナーで、今年もしのぎました。

寒さは様々なアイテムで和らげることができます(^^♪
私はやっぱり暑いより寒い方がバイクに乗る時は好きです。
ということで、今回のお題。

その代表的なアイテムがグリップヒーターです。
ヤマハのオプションではグリップウォーマーという名称です。

グリップウォーマー360 A

グリップウォーマー360 A

ヒーター付きのグリップというのはどうしても分厚くなってしまう
傾向にあります。その中でもヤマハオプションのヒーターはスリム(*’▽’)

純正グリップと変わらない厚みで操作性を損ないません。

グリップウォーマー360 A

スイッチはプッシュ式で青のLEDが見やすいです。
そして、グリップというのは消耗していきますよね、
このグリップウォーマーも例外でなく摩耗して、グリップ感が
悪くなってきます。ツルツルになると操作性が悪くなります。

左グリップ

でもご安心を。
グリップだけの消耗品がアフターパーツで手に入ります。
今回はXSR900さんにご依頼いただいていました。

が。。。

かなりの月日が経過して、納期をお待たせしてしまいました。
冬場ではなかったので、摩耗したグリップの上にPLOT製の
グリップカバー熱収縮タイプを巻き付けで、凌いでいただいてました。

XSR900さん、様々なカスタムを施していますが、グリップヒーターも
忘れていません。そして、カスタムした車両にも馴染むオプションです。
結構目立つグリップヒーターが多いのですが、ヤマハのはデザインを
邪魔せずにスッと馴染みます( *´艸`)

これからバイクを購入する方、これから初めての冬を迎えるライダー
の皆様、毎年検討するけど結局付けていない方、様々かと思います。

ヤマハ車ならば、純正オプションのヒーターをご検討ください。

たまに質問ありますが、冬場を超えたら取り外し可能ですか???
物理的には可能ですが、グリップヒーターを接着ボンドでハンドル
に取り付けますので、取り外しがやや困難です。もちろん取り付け
の逆の工賃も発生します。なので、取り外しはせず、使用はしないが
年中取り付けたままというのが一般的です。

今回のようにグリップの摩耗を防ぐために、収縮カバーを巻いて
過ごすと、摩耗を少々遅らせることができます。

もうひとつ、他社のバイクにもヤマハのヒーターを取り付け可能か?
という質問、スロットルの部分の形状がヤマハ車専用に作っているので
現状はお断りしております。カスタムパーツメーカーのヒーターを
選んで交換する方法を選択します。

ということで、冬場の支度カスタムの代名詞、グリップヒーターの
お話でした。冬場はもちろんですが、春先まで寒い時間はあるので、
結構な期間で活躍するアイテムなんです。

最近のMT09系の車両にはスイッチも追加取り付け無しで
インジケーターはメーター内に表示されるという仕様になっています。
見た目は変わらずヒーター付きに変身。最高の仕様です。
とてもオススメです。

では、また。

工場 タカ