いつもYSP筑紫をご利用いただきありがとうございます。
中総体終わりました~~~。
3年生の夏が終わりを迎え、世代交代の時期。
もちろん勝ち進んだチームは全国大会までまだ続くのでしょうけど。
終わりは始まりの瞬間ですからね、心機一転また応援していきたいと
思います(^_-)-☆
さて、本題ですが、いつもご利用くださっているWR250Xさんに
エンジンメンテナンスを依頼されました。
2009年式の37,000km程のWRです。
15年乗られてきて、まだもう15年乗るので、とのことで。
15年と言わず、これからもずっと乗っていただきたいですね(^^♪
大丈夫です。私のWR250Rはもう80000km目前です。
ということで。
シリンダヘッドから分解していきます。
エンジンはフレームから降ろしての作業です。
腰上なら積んだままという方もおられるでしょうが。

ピストン、ヘッド、バルブ周辺は燃焼室のカーボンが堆積しています。
綺麗に除去作業を行います。

吸気側は直径が大きな方で、チタンバルブを使用しております。

シリンダ内部は悪くなく、綺麗な状態でした。

ヘッドのカムホルダにかじり痕が。

こっちにも。

当然カムシャフトにも。

何が原因でしょうね。油膜切れを起こしていたのであれば。。。
オイルラインにつまりなどの異常がないかも確認していきます。

オーナー様に過去の履歴で思い当たる事があったようです。
少し研磨を入れ、クリアランスを計測して、許容範囲内でしたので、
今回はカムもホルダもそのまま使用することに。
堆積したカーボンも除去して、リングは新品へ交換。

汚れを除去したヘッド周り。バルブの擦り合わせとクリアランスは作業前後で
調整しなおし、組み戻していきます。

カムチェーンテンショナは動きが悪くなっていたので交換することに。
上下の画像で製造年月日が違います。(当たりまえか。。。)


カウンターシャフトのオイルシールや。。。


クラッチプルレバーのスプリングやオイルシール。
社外クラッチホルダの加工も施して、組みつけていきます。

EG左側のケースカバーも気づかずに漏れていたので、ガスケット交換。

そして冷却ラインへヨシムラのプログレス2を装着。

ヨシムラのオプションアダプタではWRへの装着が合わず、汎用のKOSO製の
ジョイントアダプタにヨシムラのセンサーを合わせて装着。

ビフォー画像を忘れていました。
DRCのラジエターホースは再利用せず新品へ交換。
ラジエターは容量拡大した専用品が装着されています。

フロントキャリパー用のチタンボルトを特注でベータチタニウムへ依頼を出して、ベビーフェイス製のフレームスライダーの入荷を待ちます。
やることは終えたので、オーナー様へWRをお返ししました(^^♪

カスタム感満載、オリジナルカスタムも多く、とても愛情込めているのが
すごく伝わってくるWRX。オーナーに大事にされてWRもさぞ喜んでいることでしょうね(*’▽’)機械にもココロは宿るのかもしれません(^_-)-☆
それはバイクに乗っている皆様も同じく感じているのではないでしょうか?
皆さんも10年先、20年先を考えて、早めにメンテナンスしていきましょう。
廃番になったバイクはもう新車では出てこないんですから。
ましてやこんなWRみたいな利益度外視バイク。。。最高です。
ではまた。
工場 タカ