いつもYSP筑紫をご利用の皆様、ありがとうございます。
まだ当店には来店したことがないというお客様、是非一度ご来店ください。
車両の購入、メンテナンス、カスタム、保険、バイクに関するおおよそのことは
出来るかと思います(^^♪
他店購入の方も、ご相談はお気軽に。
本題です。
今回はビラーゴ250、1996年モデルのステムベアリングの交換です。
舵取り装置の要とも言えるベアリング。形状は違えど、ほとんどのバイクに
とって、長く維持していると起きてくる問題かと思います。
このお客様は他の整備で入庫していて、ステムベアリングがゴリゴリで
舵取りが重く、とても走りにくい状態でした。まっすぐ走るのも難しいほど。
これでは危ないと指摘させていただき、追加での整備となりました。

ステムトップ(上側)のレースを外すと。。。↓( ;∀;)
サビというサビが出て、グリスなんてもう無くなってしまって。
ゴリゴリの原因はコレです。

アンダーブラケット側(下側)のレースにはしっかりとベアリングの玉の跡が
残っています。新品のレースとの比較ですが、比較にならないほど。

下から覗いたら、ここにもベアリングの跡がしっかりとわかります。

レースを外してフレームに付着したグリスのカスや汚れを取り除くと
綺麗な土台が出てきました(^^♪
気持ちいいですね!!!


↑上側のベアリングの玉はサビ付き、ここも取り除き綺麗にします。↓

ビラーゴはベアリングの玉一個一個梱包されてます。
昔のモデルによく見る繋がっていないタイプ、ポロポロっと落とさないように
組付けの時は注意が必要です。


グリスは防水性能の高いものを使用して組付けます。
フレームからはみ出したグリスは綺麗にふき取り、締め付け完成検査です。
レースの打ち換えやステムの最終締め付けは慎重に確実に行います。
これであの素晴らしいステアリングが戻ってきます!(^^)!

オーナー様に車両をお返しし、跨って引き起こすその瞬間に「うわっ」
こんなにも違うの??と驚いていました。そうなんです、長く乗ってると
異変に気付かなくなるんです。特に軽二輪は車検が無いので定期的な
点検を行っていない方も多くいます。長く愛して乗っている車両を
是非点検に出してみてくださいね(^_-)-☆
異常と思っていない異常が見つかるかもしれませんよ。
1996年のビラーゴということで、1996年を思い返してみると
中学3年生。当時はKOF96にどっぷりつかってゲーセン行って
たなぁ。。。龍虎の拳、サムスピ、餓狼伝説、スト2、格ゲー
最高の時代だったなぁと。10円ゲーセンがあって、ちょっと
上手いと100円で数時間遊べた。平成初期が懐かしい( *´艸`)
ではまた。
工場タカ